ミチノサキは、3つのイメージから生まれました。
①道の先:各階が目的地
この建物の特徴のひとつは、様々な用途で構成されていること。
各階に続く道の先には多様な世界が広がっています。
目的に応じて扉を開けば、そこがあなたの居場所になる。
一歩踏み出すことで、街と人との新しい関係がはじまる。
そんな場所になることをイメージしています。
②路の先:敷地形状
この建物の敷地形状は、まるでパズルのピース(一片)のように特徴的。
路地の先端に位置する建物は、自ずと通りからの視認性が高くなります。
わたしたちが大切にしたいのは目立つ(主張する)ことではなく、街のサイン(目印)のように愛されること。街と人とともに在ること。
そう願ってデザインしました。
③未知の先:まだ知らないこと・ひと・ものに出会う楽しさ
この建物は、私たちにとっても実験的な要素が多く、チャレンジです。
「未来をよりよいものにしていきたい」その想いとプロセスをこの場所で表現していきます。
この場に関わる人たちと一緒に楽しみ、創造し、まちの未来を育んでいきたい。
そんな風に考えています。